クラウンロールの設計と相性の良いベルトクリーナー取付け方法/摩耗・蛇行防止対策に有効

ベルトクリーナーはヘッドプーリの下部付近に取付けるのが最適です。

ベルトコンベアはベルト先端にあるヘッドプーリ(ドライブプーリともいう)にベルトを半回転ほど巻き付けてモーターの駆動力を伝達して走行させる方法が一般的に採用されています。

ヘッドプーリには蛇行を修正するためにベルトを中央部にクラウンが設けられている場合があります。

ヘッドプーリ(ドライブプーリ)にクラウンを付けると、片側に寄ろうとするベルトはクラウンによって生じる分力によりロール中央部に引っ張られますので蛇行を修正できます。

ヘッドプーリにクラウンがあるとベルトがクラウンの円弧に沿って湾曲するので、従来のベルトクリーナーの板状のチップではベルトに精密に当接できず隙間が生じるので付着物をきれいに搔き取ることができません。

マフレンベルトクリーナーのチップは15mmの小さな幅なのでベルトとの隙間を小さくできます。そのため付着物をしっかり掻き取ることができます。

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