搬送材料とベルト付着物の関係
ベルトに付着する付着物は搬送物の種類に関係なく全て粒状、砂状、泥状、ペースト状のいずれかです。
従ってベルト表面にこびり付いた付着物は硬い金属板とウレタンの組合わせで掻き取り可能です。

掻き取りチップは、超硬、セラミックス、 炭素工具鋼(SK材)合金工具鋼(SKS・SKD・SKTなど)、高速度工具鋼(SKH材 / ハイス・ハイスピードスチール)を使用できます。付着物が柔らかい場合はウレタンなどの樹脂も使用できます。
搬送物の付着原理
- 水分を含んだ搬送物
- 石炭
- 粘土
- 汚泥
- 鉱石粉
- 油分や粘着性のある材料
- 微粉体(粉塵)
- ベルト表面の摩耗や傷
- 気温・湿度の影響
付着すると次のような問題が起きます。
- キャリヤローラへの堆積
- ベルト蛇行
- プーリへの巻き付き
- ベルト片減り
- シュート詰まり
- 落鉱増加
- 清掃作業増加
- ベルト監視装置の誤検知
特にリターン側(戻りベルト)で付着物が落下し、架台やローラに堆積することが多いです。
対策としては、
- ベルトクリーナ設置
- スクレーパ強化
- プーリラギング改善
- 水洗装置
- 非粘着ベルト採用
- 搬送物水分管理
- ベルト速度最適化
などがあります。

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